Q.夫に子供を会わせたくない場合はどうすればいい?

DVが原因で離婚し、親権を得ましたが、元夫が子供に会わせるよう求めてきます。会わせたくない場合はどうしたらよいのでしょうか?

 親権者でない親が子どもと会うことを面会交流と言います。
面会交流権は親が子どもに会える権利というだけでなく、子どもが親に会える権利でもあります。自分が夫のことが嫌いだからといって、子どもが父親を嫌いであるとは限りませんし、心理学的にも、親に会えることで子どもが健全に発達すると考えられています。

ですから、単に、母親が会わせたくないというだけでは面会交流を拒むことはできません

もっとも、元夫が子どもに対して虐待を行っていたなど、面会によって子どもの利益が害されるような場合には面会交流を禁止又は制限すべきです。

では、子どもに対する暴力はなく、元妻にDVを行っていた場合にどのように考えるべきでしょうか。

元夫が子どもの目の前で元妻に暴行を加えていたような場合には慎重に考えなければなりませんが、元夫のDVが元妻に対してだけ向けられていた場合、元夫と子どもを会わせても子どもの利益が害されるとは限りません。

むしろ、子どもが元夫を慕っている場合もあります。
ですから、夫のDVが妻にだけ向けられていたような場合、残念ながら面会を禁止することは難しいと考えられます。

 DVが原因で元妻が元夫に会うことができない場合、妻の両親等の親族に頼むか、FPICなどの第三者機関を利用して面会交流させることを考えるべきでしょう。

 


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