妻の夫に対するモラルハラスメントで、養育費・面会交流について希望通りに合意できた事案

依頼者
夫 30代後半 会社員
相手方
妻 30代 パート
子ども
1人
争点
離婚の可否、面会交流、養育費

状況

依頼者の妻は、依頼者に対して、仕事時間中にも頻繁に電話連絡をし、携帯電話だけではなく直接会社にも電話してきていました。そのことで上司から指摘を受けると、妻は、直接上司に連絡を取り、苦情を言うようになりました。そういった事情から、依頼者は会社に居づらくなり、結婚後2年で退職せざるを得なくなりました。

その後、依頼者は再就職準備をしていましたが、妻からの暴言や身勝手な態度が絶えなかったことから、妻との同居に耐えられなくなり、別居を開始しました。依頼者は妻に対して恐怖を感じており、直接交渉することが困難であることから、当職に交渉を依頼されました。

対応

当初妻が離婚を拒んでいたところ、当職が妻と面談し、離婚に応じるよう説得しました。妻の態度は、離婚の可否、面会交流、養育費について2転3転しましたが、離婚については同意するようになりましたので、離婚の条件が定まらないまま、協議離婚を成立させました。

その後、妻側から養育費請求調停が申し立てられました。依頼者は調停申立時点では失業中でしたが、調停係属中に就職が決まり、養育費の支払いに合意しました。

ポイント

本件は、妻の、夫に対する、モラルハラスメント事案でした。妻は、極めて攻撃的な性格であり、発言に一貫性がないなど、交渉は難航しました。調停委員に対しては人当たり良く振る舞うので、調停委員は妻の攻撃性を理解していない様でした。

もっとも、比較的短期間である3ヵ月程度で離婚が成立し、最終的には養育費や面会交流についても依頼者の希望通りの内容で合意に至りました。

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