銀行員の離婚
銀行員が離婚する場合に考慮すべき事項について考えてみたいと思います。
1 特徴
一口に銀行といっても様々な種類がありますし、給与や退職金の支給方法、福利厚生などは個々の銀行によって異なります。
しかし、一般的に、銀行員は、比較的経済的に安定しており、給料額や退職金が比較的高いと言えます。また、銀行員である配偶者がお金の管理に熱心である場合も多いと言えます。そこで、財産分与が高額化する可能性がある一方、財産分与が複雑化し紛争化しやすいと考えられます。
2 気をつけるべき点
(1)将来の退職金
将来の退職金については、近い将来に受領できる可能性が高い場合に財産分与の対象に出来るとの判例が確立しています。
何年先であれば「近い将来」と評価して財産分与のなるのかはケースバイケースですが、大手銀行の場合、退職金を受領できる可能性が高いので、比較的先の場合でも退職金を財産分与の対象に出来る可能性があると考えられます。
(2)企業年金
銀行によって異なりますが、充実した企業年金制度が用意されている場合が多いと思われます。企業年金についても財産分与の対象となり得ますので、忘れずに確認しましょう。
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